ハヤコートの選び方|室温硬化タイプとUV硬化タイプの違いと使い分け
「ハヤコートを導入したいけど、種類が多くてどれを選べばいいかわからない」——そんな方のために、ハヤコートの各タイプの違いと選び方を整理します。
1まず「硬化タイプ」で大きく絞り込む
ハヤコートは大きく「室温硬化タイプ」と「UV硬化タイプ」に分かれます。この選択が最初の分岐点です。
| 室温硬化タイプ | UV硬化タイプ | |
| 硬化方法 | 室温で自然硬化 | UV照射で数秒〜数十秒で硬化 |
| 硬化時間 | 数十分〜数時間 | 数秒〜数十秒 |
| 必要設備 | 特別な設備不要 | UV照射装置が必要 |
| リワーク性 | ◎(そのままはんだ付け可) | △(被膜除去が必要な場合も) |
| VOC | あり(有機溶剤中毒規則非該当) | なし(無溶剤タイプ) |
| 量産適性 | ○(原液タイプは量産対応) | ◎(タクトタイム大幅短縮) |
| 主な用途 | 試作・補修・少量〜中量産 | 大量産ライン・環境対応 |
2室温硬化タイプの選び方
まず試したい・補修作業ならスプレータイプ
ハヤコート Mark2のエアゾール(スプレー)タイプは、特別な設備なしにすぐ使い始められます。試作評価・補修作業・少量生産に最適です。
量産ライン・塗布方法を選びたいなら原液タイプ
ハヤコート Mark2 EFは刷毛塗り・ディップ(浸漬)・ディスペンサーなど、様々な塗布方法に対応した原液タイプです。量産ラインへの導入や、塗布方法を最適化したい場合に向いています。
乾燥を速めたいなら中乾燥性タイプ
ハヤコート Mark2 EF 中乾燥性タイプは、標準タイプより乾燥時間を短縮したいケースに適しています。次工程へのリードタイムを短縮したい場合に検討してください。
3UV硬化タイプの選び方
ハヤコートUVは、量産ラインでのタクトタイム削減とVOC削減を同時に実現したい場合に最適です。UV照射装置の導入が必要になりますが、硬化時間が大幅に短縮されるため、ライン効率の向上に直結します。
高粘度タイプのため、ディスペンサーを使ったピンポイント塗布が可能です。コネクタ・スイッチ・ボリューム等のマスキングが難しい部品が多い基板でも、必要な箇所だけを精密にコーティングできます。
4カラータイプの活用
ハヤコートはクリア(透明)以外に、蛍光色・黄色・緑色・赤色・黒色のカラーバリエーションを揃えています。カラータイプを使うと塗布状態を目視で確認できるため、以下のようなメリットがあります。
- 塗り残し・塗りムラを一目で発見できる
- ブラックライト(UV照射)で蛍光タイプの塗布範囲を確認できる
- 工程管理・品質検査が容易になる
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スプレータイプ・原液タイプ・UV硬化タイプまで、用途と生産規模に合わせたハヤコートを取り揃えています。在庫・価格はオンラインショップでご確認ください。
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