UB-LED01 LEDスティック基板(5連並列接続タイプ)の使い方
製品紹介
- 表面(LED実装面)
- 裏面(抵抗・定電流ダイオード実装面)
- LED実装例
LED基板の特長
- 基板上で5個のLEDを並列接続
- 小型スティック形状
- Vカットで4枚に分割
使用例
- 砲弾型LED(φ3,5,10mmなど)
- 角型LED(FLUXタイプ)
- 面実装LED(1608~3528サイズ)
抵抗は裏面に実装するとこんな感じです。
(リードタイプの抵抗はLEDにぶつからなければ表側に実装してもOKです)
サイズや回路図
- 外形図
- 回路図
ここからはLEDの並列接続での使い方をUB-LED01を使って説明します。
まずは「電流制限抵抗」についてです。
LEDの明るさは流れている電流が大きいほど明るくなります。ただし、LEDの定格を超える電流を流すとLEDが壊れたり寿命が短くなってしまいます。
このLEDに流す電流の大きさを調整する抵抗を「電流制限抵抗」と呼びます。
今回は「電源電圧=5V」「LEDに流す電流(IF)=10mA」、使用するLEDは「順方向電圧(VF)=1.8V」として計算を行いました。電流制限用抵抗にかかる電圧は「電源電圧(5V) = VR + VF」より、VR=3.2Vとなります。
また、流れる電流は10mAと決めているのでオームの法則「V = R × I」より320Ωとなります。
実際に使用する抵抗値はピッタリのものが無かったりするのでE24系列で320Ωに一番近い330Ωを使用したりします。電流制限用抵抗の計算にはトランジスタ技術の「電流制限抵抗値 (LED点灯用)」が便利です。
エレクトロニクス数式集 オンライン計算シート | トランジスタ技術
http://toragi.cqpub.co.jp/tabid/316/Default.aspx