感光基板製作のステップ1!
インクジェットフィルムでアートワーク
自作基板の5つのステップ!こちらの記事もおすすめです
"基板"って自分で作れるの?
アートワークとは?
作りたい回路図に従ってパターンを描き、フィルムに印刷する作業工程です。
基板製作では、パターンフィルムの遮光性の良し悪しが仕上がりに大きく影響します。
サンハヤトのインクジェットフィルムは、その点、他のフィルムより優れています。
- サンハヤトのインクジェットフィルムは、ハリのある乳白色のフィルムです。
- 印刷面は見た目だけではわかりません。
裏表を判別する目印として、1か所だけ角を切り落としています。
パターンフィルムを作るには
CADソフトを使ってフィルムに印刷し、パターンフィルムを作るのが一般的です。
このとき、パターンは反転した状態(フィルムを裏返したときに、正しいパターンに見える)に作成します。
- コピー用紙の上に、印刷した面を上にして、インクジェットフィルムを置いています。
黒く、くっきりと濃く印刷されていますね。
文字が反転していますが、これが正しい状態です。
印刷が終わったら
- 光に透かして確認します。パターン切れしている箇所があったら、耐酸性レジストペンで修正します。
- 印刷にムラがあったら、薄いところも黒く塗りつぶします。
この後は、紫外線露光 → 現像 → エッチング → 穴あけ → 仕上げ という工程です。
興味がわいてきましたか?ぜひ、基板を自分で作ってみましょう!
31種類のラインナップ!感光基板のご案内
サンハヤトでは、大きさや基材材料別に、31種類の感光基板をラインナップしています。
今回作ったパターンフィルムは、感光基板と合わせて使います。
今回作ったパターンフィルムは、感光基板と合わせて使います。
フレキシブルなポリイミド基材のものもありますよ。